[2022年10月更新] NTTフレッツ光からOCN光に乗り換える手順
前提知識:NTTフレッツ光からOCN光に乗り換る前に知るべきこと
乗り換える時期は3月・4月を避けるべき
3月・4月は引っ越しシーズンで新たな生活をする人の回線開通工事で混み合っています。可能であれば3月・4月は避けた方が良いです。回線開通工事の予約が取れない・または先延ばしにされる可能性が高いです。
NTTフレッツ光の解約とOCN光を契約するタイミングは契約が先
先にOCN光を契約して開通させてから、NTTフレッツ光を解約すべきです。OCN光を契約して開通する日は工事の予約状況によっては延期されてしまい、インターネットが使えない期間が出来てしまう可能性があります。また地域によっては光回線を導入出来ないケースもあります。いずれにせよ、先にOCN光に申し込んで確認する必要があります。
インターネットの利用は回線とプロバイダの契約が必要
インターネットの利用は、回線とプロバイダの2つの契約が必要です。プロバイダはインターネットを自宅に接続する為の中継局です。
- 回線サービス・・・NTT・KDDI提供のフレッツ光・auひかり・・・など
- プロバイダ・・・BIGLOBE、So-net、@nifty、OCN・・・など
これらは一緒に申し込めたり出来ますが、提供している会社は別であることを認識しておきましょう。
参考:OCN光は回線とプロバイダがセット
OCN光は回線とプロバイダがセットで提供されています。OCN光に申し込むと同時に回線とプロバイダのOCNを一緒に申し込んだことになります。
乗り換え時の注意点・トラブルについて
プロバイダが変わるとプロバイダ提供のメールアドレスが変わる
プロバイダが変わるとプロバイダが提供するメールアドレスが変わります。メールアドレスを変えたくなければ、NTTフレッツ光で利用していたプロバイダを引き続き使う必要があります。引き続き使う条件は、
- OCN光に対応しているプロバイダであること
- NTTフレッツ光からOCN光へのコース変更の手続きを行うこと
の2つとなります。ただ、OCN光のプロバイダはOCN光のみであり、OCN光のメールアドレスはOCN光のみ提供されています。よって、以前利用していたプロバイダを引き続き利用することは出来ないので、OCN光に乗り換えたことによりメールアドレスが変わることになります。
NTTフレッツ光の解約でNTTフレッツ光の電話サービスが使えなくなる
NTTフレッツ光を解約するとNTTフレッツ光の電話サービスは使えなくなります。OCN光においても引き続き同じ電話番号を利用したい場合は「NTT東日本、NTT西日本の加入電話などを利用し、同一番号で移行可能なエリア内に限り」引継ぎが可能です。
⇒ 『重要事項』のご案内 – OCN ひかり電話をお申し込みのお客さまへ –
NTTフレッツ光の解約時の違約金について
NTTフレッツ光を解約する時、長期割引サービスを利用している方は解除金が発生する可能性があります。長期割引サービスはNTT東日本・西日本で異なり、解除料も異なります。
NTT西日本は長期割引の種類・契約年数で解約金が異なります。詳細はリンク先を参考にして下さい。
⇒ 「光はじめ割」について
⇒ 光もっと2割(料金サービス)対象サービスの月額利用料・解約金等について
ただしこれら解約時の違約金は、NTTフレッツ光の回線をOCN光に転用することになるので不要*になります。*条件によっては一部支払うことになります。詳細は下記で確認出来ます。
なお、転用でもキャッシュバックされるので転用費用もかなり下げられます。
OCN光の初期費用・工事費の負担について
OCN光は契約時に事務手数料として税込3,300円かかります。工事費はNTTフレッツ光の回線を転用することになるので特に費用はかかりません。
NTTフレッツ光からauひかりへの乗り換えにかかる費用の総額
費用の総額は「NTTフレッツ光の解約違約金+OCN光の導入費用」と言えます。NTTフレッツ光の解約違約金としては、
- 解除金・・・0~10,450円(*転用により不要。条件によって一部支払う。)
となります。OCN光の導入費用は、
- 事務手数料・・・3,300円
これらをすべて合わせると乗り換える時の総額は「3,300~13,750円」となります。ただキャッシュバックにより、導入費用はこれより下げられます。
NTTフレッツ光からOCN光に乗り換える手順
OCN光の提供エリアを確認する
まずはOCN光が提供されているエリアであるかを確認します。OCN光はNTTフレッツ光の提供エリアと同じなので、NTT東日本・西日本の公式サイトで確認します。
⇒ 提供エリアの検索(東日本)
⇒ 提供エリアの検索(西日本)
申し込みをする
OCN光の回線はNTTコミュニケーションズが提供しておりNTTコミュニケーションズから直接申し込みが可能です。
回線終端装置にパソコンの接続して設定し開通確認する
回線事業者(またはプロバイダ)から送られてくる回線終端装置とパソコンを接続します。詳細は下記で閲覧できます。
NTTフレッツ光の解約を電話で伝える
NTTフレッツ光の解約はNTT東日本・西日本で異なります。NTT東日本ではインターネット、西日本では電話で承っています。
解約日にモデムを外す(必要があれば返却する)
NTT東日本・西日本からモデム等をレンタルしている場合には、返却する必要があります。返却方法などに関しては、解約時の手続きでの案内、また電話において返却方法を聞いて対応すると良いでしょう。
以上が「NTTフレッツ光からOCN光に乗り換える手順」となります。