前提知識:J:COM(ケーブルテレビ)からeo光の乗り換る前に知るべきこと
乗り換える時期は3月・4月を避けるべき
3月・4月は引っ越しシーズンで新たな生活をする人の回線開通工事で混み合っています。可能であれば3月・4月は避けた方が良いです。回線開通工事の予約が取れない・または先延ばしにされる可能性が高いです。
J:COMの解約とeo光を契約するタイミングは契約が先
先にeo光を契約して開通させてから、J:COMを解約すべきです。eo光を契約して開通する日は工事の予約状況によっては延期されてしまい、インターネットが使えない期間が出来てしまう可能性があります。また地域によっては光回線を導入出来ないケースもあります。いずれにせよ、先にeo光に申し込んで確認する必要があります。
インターネットの利用は回線とプロバイダの契約が必要
インターネットの利用は、回線とプロバイダの2つの契約が必要です。プロバイダはインターネットを自宅に接続する為の中継局です。
- 回線サービス・・・NTT・KDDI提供のフレッツ光・auひかり・・・など
- プロバイダ・・・BIGLOBE、So-net、@nifty、OCN・・・など
これらは一緒に申し込めたり出来ますが、提供している会社は別であることを認識しておきましょう。
参考:eo光は回線とプロバイダがセット
eo光は回線とプロバイダがセットで提供されています。eo光に申し込むと同時に回線とプロバイダを一緒に申し込んだことになります。
乗り換え時の注意点・トラブルについて
プロバイダが変わるとプロバイダ提供のメールアドレスが変わる
プロバイダが変わるとプロバイダが提供するメールアドレスが変わります。メールアドレスを変えたくなければ、J:COMで利用していたプロバイダを引き続き使う必要があります。引き続き使う条件は、
- eo光に対応しているプロバイダであること
- J:COMからeo光へのコース変更の手続きを行うこと
の2つとなります。ただ、eo光のプロバイダはeo光のみであり、eo光のメールアドレスはeo光のみ提供されています。よって、以前利用していたプロバイダを引き続き利用することは出来ないので、eo光に乗り換えたことによりメールアドレスが変わることになります。
J:COMの解約でJ:COMの電話サービスが使えなくなる
J:COMを解約するとJ:COMの電話サービスは使えなくなります。eo光においても引き続き同じ電話番号を利用したい場合は「NTTから割当てられた06や078などで始まる電話番号」に限り利用可能です。
J:COMの解約時の違約金について
J:COMを解約する時「解除金、撤去費用、LNP手数料」が発生します。
「解除金、撤去費用、LNP手数料」に関しては下記の通りです。
- 解除金・・・契約期間で異なる。「お客さま情報ページ」で確認可能。
- 撤去費用・・・住所形態やプランで異なる。「撤去費用目安について」で確認可能。
- LNP手数料・・・LNPは固定電話の引継ぎサービス。「設定変更手数料」がかかる。
それぞれの料金額の目安ですが、
- 解除金・・・0~38,500円
- 撤去費用・・・5,280円~10,780円
- LNP手数料・・・2,420円
となります。
eo光の初期費用・工事費の負担について
eo光の初期費用として「契約事務手数料(税込3,300円)」「初期工事費(税込29,700円)」がかかります。
ただ、実際には契約時に工事費以上のキャッシュバックが得られます。
J:COMからeo光への乗り換えにかかる費用の総額
費用の総額は「J:COMの解約違約金+eo光の導入費用」と言えます。J:COMの解約違約金としては、
- 解除金・・・0~38,500円(「お客さま情報ページ」で確認可能)
- 撤去費用・・・5,280円~10,780円(「撤去費用目安について」で確認可能)
- LNP手数料・・・2,420円(利用者のみ)
となります。eo光の導入費用としては、
- 契約事務手数料・・・3,300円
- 初期工事費・・・29,700円
です。これらをすべて合わせると「38,280~84,700円」となります。ただ、先に紹介したキャッシュバックをうまく利用すれば3万円前後の出費を抑えることが出来ます。
J:COM(ケーブルテレビ)からeo光に乗り換える手続き方法・手順
eo光の提供エリア確認する
eo光が提供されているエリアであるかを確認します。
申し込みをする(キャッシュバック・キャンペーン特典が付く)
eo光の回線はeo光公式サイトのキャンペーンから申し込みます。
eo光の工事日の連絡が来て、工事日当日に立ち会う
回線事業者またはプロバイダから開通工事日の連絡があります。30分~1時間程度立ち会うことになります。
工事の内容としては上記の図で「光ファイバーケーブルの引き込み」「光コンセントの設置」の部分に当たります。
回線終端装置にパソコンの接続して設定し開通確認する
工事完了後、回線事業者(またはプロバイダ)から既に送られている回線終端装置とパソコンを接続します。詳細は下記で閲覧できます。
J:COMの解約を電話で伝える
J:COMの解約は電話で行います。
解約を伝える電話番号の宛先は地域によって分かれます。下記のリンク先で住所から探すことになります。
解約日にモデムを外す(必要があれば返却する)
J:COMからモデムをレンタルしている場合には、返却する必要があります。
なお、返却しないと返却のお願いハガキが送付され「機器損害金」を請求されます。詳細は下記を参考にして下さい。
以上が「J:COMからeo光の乗り換え手続き方法・手順」となります。